バターロール成形のコツ

「バターロール&マフィン」のレッスンが終了しました。
ご参加のみなさま、とってもきれいなバターロールを作ることができました!

ところで、オーブンレンジを購入すると付いてくるレシピ集にもかなりの確率で掲載されているバターロールですが、レシピを見るだけではなかなかきれいに成形できない方も多いはず。
「レッスンには参加できないけど、レシピは持っている」という方のためにコツをまとめてみました。
材料の配合はお手持ちのレシピを参考にしてみてくださいね。

バターロールが「難しい!」と感じるのは。。。

以下の点が挙げられます。

・巻き始めの生地の横幅が短くなってしまう
・麺棒で伸ばしても、思うような長さにならない
・段の数が少ない

これらを解決するにはレシピには書かれていないコツがあるんです!!
そのコツさえ掴んでしまえば、きれいなバターロールが作れるようになります。

バターロール成形の手順とポイント

1.生地を飛行機のように折り、さらに二つ折りにする

2.片方が細くなるように転がしてしずく型にする

3.しばらくそのまま放置する
4.もう一度転がして長くする
5.麺棒で生地をつぶしながら伸ばす

6.巻き終わりを引っ張りながら、横幅が広い方から巻く

ポイントは「3」です。
放置することで、生地がゆるみ伸ばしやすくなるんです。

例えば4個のパンを作るとしたら、まずは4個すべて2の作業を行います。
全部できたら一番最初に作業した生地に戻り、4の作業に移ります。
4の作業も同様に4個すべて行ってから5に移ります。
5の作業で生地を約25cmぐらいに伸ばすのですが、ひとつの生地を一気に1~5の作業で成形するより格段に伸ばしやすくなります。


さらに6の巻き始めでは、2巻きほどは芯を作るように生地を巻くことで生地の幅が広くなります。
そのあとゆるくクルクルと巻き、最後は少し引っ張りながら巻き終わりの生地が薄くなるようにします。

これで長く、巻き始めの幅が広い生地になり、結果的に数段巻いたかっこいいバターロールにしあがるのです。

コツをつかめばどなたでも、もちろんキッズでも上手に作れます。
ぜひ作ってみてくださいね。