こんにちは!
暑い日が続いていますが、みなさまお元気でいらっしゃいますか?
今日のランチはレッスンのデモンストレーション生地で作ったベーグルサンド。
焼いてから数日経っていますが、とっておきの保存とリベイク方法で外はカリっと、なかはもっちり。
焼きたてと変わらないおいしさを楽しむことができました。
今回の話題は「パンの保存とリベイク方法」です。
知らないと損!ぜひお読みくださいね!
焼きたてパンと同じぐらいおいしい状態を保つ方法
私のパン教室は1回のレッスンで2種類のパンを作ります。
お持ち帰りの量は小麦粉量で350~400gぐらい。
小型のパンなら約12個分に相当しますので、ご帰宅後に全部召し上がるには少し多いですね(;^_^A
翌日に全部食べると決めていても、案外余ってしまうことも・・・
そこで生徒さんたちにオススメしているのが、「冷凍保存」です。
パンの冷凍って今や当たり前??
まぁそうかもしれませんが、冷凍とリベイクのコツを知れば焼きたてのおいしさをいつでも味わうことができるんです!
パンは冷凍のタイミングが大事!
冷凍するタイミングは「焼いたその日のうち」に限ります。
買ってきたパンも同じです。その日に食べないなら即冷凍。
もしも翌日に食べるとしても、一晩おいておくより、冷凍しておく方が絶対においしいです。
翌朝に「パンの気分じゃなくなっちゃった」ということもありますしね(笑)
特に油脂が少ないパンは時間が経つにつれて老化(硬くなること)しますので、翌日食べるとしても冷凍するのはオススメです。
私は友達と持ち寄りランチなどするときはたいていパンの担当です。
当日に焼くのが一番ですが、時間がないときは前日に焼いて、翌日のランチにみんなで食べることになっていても冷凍してから持っていきます。
ラップじゃない!包材は○○がオススメ!
パンを冷凍するときはラップをして保存袋に入れるのが一番だと思っていませんか?
私もずっとそうしてきました。
ところがある生徒さんが「アルミホイルに包んでいます」とおっしゃっていて私も試してみたんです。
なるほど!これはいい!水分が飛ばないし、何より、1か月以上冷凍しても長期冷凍したときのあのビニールのにおい移りというのがまったくない!
ネットで調べてみると、アルミホイルで包む方法は結構載っていますね。
熱の伝わりが早いので、ラップやビニールで包むよりも早く冷凍できるから、水分を逃さずに冷凍できるそうです。
食べる量に合わせてカットしますが、できれば大きいまま冷凍するほうがいいです。なぜなら切り口から水分が抜けてしまうのを防げるからです。
小型のパンなら写真のベーグルのようにアルミホイルで包むだけ。大きいパンも小さくカットはしない方がいいと思います。
これをビニール袋などには入れず、そのまま冷凍庫へGO!
温め方にこそコツあり!
食パンのようにクラム(パンの中の柔らかい部分)をカリっとトーストする場合を除き、クラムを焼かないことが焼きたてのようにおいしくパンを食べる秘訣です。
まずは解凍します。
時間に余裕があれば常温に出して自然解凍。
食べるときに電子レンジ600Wで10秒ほど温めます。これでふっくらパンが戻ります。
時間がなければ電子レンジで解凍します。600Wで20秒ほど。大きさにもよりますが、大きなパンなら中が少し凍っているかもしれませんが、長く温めすぎると硬くなってしまいます。大きいパンなら自然解凍のほうがオススメではありますね。
電子レンジでふっくらしたパンですが、次はトースターでカリっと焼きます。
焼く前に、霧吹きでシュッとひとふき。
面倒なら手を濡らしてさっと表面をひと撫でして湿らせます。
小型パンならそのままでいいのですが、カットして食べるパンでしたら、霧を吹く前にスライスします。
ここで注意したいのがパンを完全にスライスしてしまわないこと。
↓の写真のように「〇」の位置までカットし、焼き目を上にした状態でトースターに入れます。
パンを下まで完全にカットしてしまうと、トーストのようにクラム(パンの中のふっくらした部分)をカリっと焼くことになります。
もちろんそれでもいいのですが、ここでは焼きたてパンのようにクラムをふっくら、クラスト(パンの外側)をカリっとさせたいので、パンを焼いたときと同じ状態でトースターに入れます。
表面を湿らせているので、カリっとするまで時間がすこしかかるかもしれませんが、カリっとするまで辛抱!
カリっと焼けたら、さぁ召し上がれ!
この方法なら本当に焼きたてのようにおいしく食べられます!
私はパンが冷凍庫にたまってしまうと友人に送ったりするのですが、おいしく食べてもらいたいので、必ずこの方法を伝えるようにしています。
すると、
「いつも完全にカットして焼いていたけど、これなら焼きたてと同じだね!」と喜んでくれます。
食べ方までうるさくてごめんなさい!でも、おいしく食べてほしくて・・・(笑)
本当にオススメですので、ぜひぜひお試しくださいね!