「山椒オイル」を作ってみました

こんにちは。
6月に入りましたね。みなさまお元気にお過ごしですか?

先日は久しぶりに何も予定のない日曜日だったので、前日から近所の八百屋さんに買い出しに行こうと決めていました。
朝、起きたらまずは冷蔵庫の在庫チェック。
おっと・・・先週、買っただけで処理していなかった実山椒のパックがひょっこり顔を出していました(;^_^A
「山椒オイル」を作るつもりで数日前に買ったのをすっかり忘れていました。

山椒オイル」とは、山椒をオリーブオイルで弱火で数分間煮ることで山椒の香りを移したオイルのこと。私の好きな作家・辻仁成さんがこのオイルを作ったというブログを読みました。それからというもの、「山椒オイル」が気になって仕方なかったんです。このオイルを使った「しらすパスタ」も紹介されていました。山椒としらすは「ちりめん山椒」に代表される言わずと知れた名コンビ!
きっとおいしい。いや、おいしいに決まってます!!
>>辻仁成さんのブログはこちら

そんな折に外出先で見つけた実山椒。すぐに手に取って購入しました。
それなのに、、、冷蔵庫に数日間放置され、冷蔵庫チェックでやっと気付いたというわけです。

その日は買い物に行く以外に予定のない日曜日。今やらず、いつやるのだろう!
ということで、さっそく冷蔵庫から実山椒を取り出し、枝から実を外す作業にとりかかりました。
手で簡単にぽろぽろと外せるんですね。

水で汚れを洗い流し、あく抜きのために塩を入れて沸騰させたお湯でゆがきます。
ゆで時間は3分ぐらい。ほかにもネットで紹介されているレシピを調べてみたのですが、辻さんのゆで時間に合わせてみました。

山椒オイル1

ゆがいた山椒は水を切ってしっかり乾かします。
腐敗を防ぐためだそうです。
数時間はかかる感じでしたので、作業はここで中断し、予定していた買い出しに行ってきました。

帰宅してから作業を再開です。

実山椒の2~3倍のオリーブオイルでゆっくりと煮ます。
私はオイルを量り、そのうち実山椒が浸る程度を鍋にいれました。
残りは煮た後に足します。その方がオイルがすぐに冷めるし、オリーブオイルの香りが飛ばないかな、と思ったからです。

煮る時間は、辻さんが『鼻先に山椒の香りが強く感じたところが、火を止めるタイミング』と書いてあったので、そのようにしたつもりですが、ちょうど良かったのかは不明・・・
多分これでOKだと思います(笑)
※泡がシュワシュワ出ている状態です。

山椒オイル2

冷めたら瓶に移して冷蔵庫に保管。何度も開けて香りをかいじゃいました。これだけで幸せ(笑)

その晩は鯛のソテーにさっそく山椒オイルを仕上げにかけていただきました。
めっちゃおいしいです!魚と山椒は相性が良いんでしょうね。

その翌日は念願のしらすパスタです!
にんにくを入れてアーリオオーリオ風です。
ねぎとキャベツも入れてみました。あああ!!これはおいしい!!!
シラスと山椒はやはり鉄板の組み合わせです!!!!
鯛のソテーもおいしかったですが、しらすパスタはその上を行きます。
しばらく、しらすパスタが食卓にあがりそうです。

実山椒だけでなく、梅やらっきょうも出回り、手作りの保存食作りに忙しい季節ですよね。
私も今週は梅仕事にとりかかることになりそうです。

6月は雨が多いですが、家で過ごすこういう時間を楽しんでいこうと思います。

今回はパン作りとは関係ない話題でしたが、最後までお読みくださり、ありがとうございました。