こどもパン教室 卒業生による紹介

こんにちは。
暑い暑い夏、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

こどもたちの夏休みが始まり、気付けば8月に突入!!
夏休みといっても、7月はレッスンをやっておりましたし、
今月はレッスン数は減りますが、オンラインレッスンは開催しますよ。
こどもパン教室は休みなしで、来月も通常通りです。

さて、今日は久しぶりにこどもパン教室について書いてみたいと思います^^
どうぞお付き合いください。

卒業生にとってこどもパン教室とは?

少し前の話になりますが、
今年3月のレッスンを最後に、高校3年生と6年生の生徒さん2人、合計3人の生徒さんがこどもパン教室を卒業しました。生徒さんたちにとってどんな教室だったのでしょうか?

卒業しても遊びにきたくなる場所

高3の生徒さんに関しては、なんと7年も通ってくれました!
多感な時期を、月に一度ですが一緒に過ごしてきましたが、
身体だけでなく内面もすごく成長したのを感じています。卒業するころは本当に優しくて、クラスみんなの頼れるお兄さんの存在でした。

ちなみに、彼、パン教室の仲間のことが大好き過ぎて、大学生になった今でもたまにOBとして生徒さんたちの面倒を見に遊びにきてくれています^^

先月のレッスンにて。後列のまん中がその彼です^^

おやつやゲーム、みんなと過ごす時間が楽しい!

6年生のひとりは2年生の3学期から、もうひとりは3年生の2学期からずっと通ってくれた生徒さんたちです。

通い始めたころは、小さな手で一生懸命こねていましたが、
今では二人とも私よりも背が高くなり、しっかりとパン生地をこねられるようになりました。

生徒さんたちには月に一度レッスンで会うだけでしたが、
そのたびごとにいろいろな話題を運んできてくれます。
学校のこと、お友だちのこと、習っているダンスや部活のこと、家族のこと、ペットの話、などなど。
いつもお話を聞かせてくれるのを私もとても楽しみにしていました。

最後のレッスンの日、
「これからパン教室に来てみたいという子に、教室の紹介文を書いてくれるかな?」
とA4の白紙を渡してお願いしました。

発酵時間中にかいてくれたのがこちら↓↓

体験レッスンに来ることになったきっかけ、初めてパンをこねたときのこと、そしておやつや発酵時間にみんなで楽しむゲームのことなど、パン教室で過ごす一連の流れについて感想を交えていっぱい書いてくれました。

こちらの生徒さん、おやつをいつも楽しみにしていてくれて、
「ここで食べるおやつはどれもおいしい」
と、うれしそうに話してくれていました。そして、パン教室の紹介として、そのことを書いてくれています。うれしい!
発酵時間にみんなで遊ぶ時間も楽しかった思い出のようですね。

将来の夢を持つことができた!

もう一人の生徒さんは、パン教室に通ううちに、将来は「パン職人」になるという夢を見つけたといいます。

彼女は家でもパンをよく作っていてとても熱心でした。
北海道に行ったときには現地の小麦粉「春よ恋」を買ってくるほどパン作りが好きな生徒さんでした。
「将来はパン屋さん」といつからか私にも話してくれるようになり、学校での職業研究でもパン屋さんになるためにどのようなステップが必要なのか、など詳しく調べています。

調べた内容を私にも見せてくれました!

これから大人になっていくにつれ、いろいろな夢を持つようになると思いますが、まずはその職業について調べてみるという行動力がこの先もきっと役立つことになりますね。

私にとってのこどもパン教室

卒業生たちからのパン教室紹介、いかがでしたでしょうか?
最後に、私にとってのこどもパン教室についてもご紹介します。

こどもパン教室は「パンを上手に作れるようなるための習い事」というよりは
1週間にいくつもの習い事をこなし、塾や学校の宿題に忙しいこどもたちが、楽しみのために通う「憩いの場」であってほしいと思って運営しています。

レッスンでは小麦粉の状態から、他の材料を加えてそれを自分の手でこね、発酵・成形・焼成という過程を経てふわふわのパンができあがります。
これを経験するだけでも達成感があるのですが、
自分で焼いたパンを持ち帰って家族に食べてもらい、「おいしいね!」と喜んでもらえることでこどもたちはとても満足し、自信を持つことと思います。

加えて、パン作りには「発酵」と「焼成」という待ち時間がありますので、この時間にみんなで遊んで過ごします。
こどもパン教室は固定クラス制ですので、毎月通ううちに、クラスのみんなととても仲良くなります。
学校とは違い、年齢もバラバラです。大きい子は小さい子の面倒を見て、小さい子も大きくなれば、その下の小さい子の面倒を見ます。
一人っ子の子も、家では妹・弟の子も、教室ではお兄さん・お姉さんになっていきます。

こどもパン教室は「何かを習得するために一生懸命努力をする」という習い事ではないかもしれませんが、
このように楽しく通ううちに、自然と成長できるようになれる場なのかな、、と思っております。

月に4クラスしか開催していないこどもパン教室。
私が関わることができるお子さんの数は少ないのですが、
ご縁があったお子さんたちにとって、パン教室で過ごした日々が心の栄養になって成長していってくれたらうれしく思います。
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