12月のレッスンが昨日終わりました!
年内最後のレッスンはこどもパン教室の体験会でした。
かわいいお子さまたちとの素敵な出会いがあり、おかげさまで2019年を締めくくれそうです。
今月はレッスンのほかにも急用がいくつか入ってしまったり、
オーストラリアからの留学生のホームステイの受け入れをしたり、
とにかくばたばたとしてしまい、すっかりブログの更新が止まってしまいました。
更新を楽しみにしてくださっていた方には申し訳ございませんでした。
少しずつ12月のレッスンの様子などをアップしていきますね。
さて、12月のメニューは「くるみの田舎パン」と「フルーツクグロフ」でした。
「田舎パン」はフランス語で「パン・ド・カンパーニュ」のことですね。
「こんなパンが作れたらいいな!」
と憧れる方も多いのでは?^^
カンパーニュのように大きなパンはいくつも成形する必要がないところが楽ちんでいいところだと思っています。(←ずぼら発言(^^;))
生地の配合はいろいろありますが、
基本的には全粒粉とかライ麦粉を混ぜて、フランスの田舎風にするのではないかと思います。
水分量も多めが私は好きです。
ホシノ天然酵母で作るときは生地が緩みやすいですが、
ちゃんとこねてあげれば大丈夫。
レッスンではオートリーズをとってからこねることで、
水分をしっかりと保持したぷるんとした生地を作りました。
生地がちゃんとこねられると、だれすぎることなく成形もスムーズにすることができます。
もちろん、狙うパンがどんなふうかによってこね方は変わってきますよ^^
ところで、
「カンパーニュの縞々模様、どうやってつけるのーー?」
って疑問に思われる方もいらっしゃいますよね。
これは「発酵かご」というかごを使うんです。
かごは籐でぐるぐる巻いて作られているので、かごの中に粉をふりかけてからパン生地を入れると縞々模様がつくっていうわけです。
発酵かごのサイズは粉量で選びます
発酵かごのサイズはいくつかありますのでご紹介しますね。
200gの小麦粉量ならこのサイズがいいですね。
300gの小麦粉量ならこのサイズ。でも、「大は小を兼ねる」ので、私は200gの粉量でもこのサイズを使っています。
※こちらの商品は内寸が「18cm」で、外寸は「20cm」ですので、上記のものより大きいです。
こんなミニサイズの発酵かごもあります。私は持っていないのですが、60~80gの小麦粉量でちょうどいいみたいです。
カンパーニュを作るなら発酵かごは絶対必要?
いえいえ、なくてもできます。
お料理用のボウルに布巾やガーゼを敷き、小麦粉をふりかけます。こうすると、縞々模様にはなりませんが、布の織り目が模様になって素朴でいい感じに仕上がります。
10月と5月のメニュー「ブール」はこの方法で作ります。
発酵かごのお手入れ
発酵かごは基本的には水洗いはしません。
使った後はブラシなどで粉をしっかり落とし、乾燥しているところで保管します。
ビニール袋は厳禁!新聞紙に包んだりや紙袋にいれてくださいね。
とはいえ、
「やっぱり洗いたい!!!」
というお声もあるのではないでしょうか。
実は私、しばらく使う予定がなければ水洗いしちゃっています!
その方がやっぱりすっきりしますので^^
よく晴れた日に洗って、天日干し。
そうそう、本来は「天日干し」はNGだそうです。
なぜなら、型がそっらり割れてしまったりするからだとか。
でも、私は大丈夫でした。
心配な方は天日干しではなく、陰干ししてくださいね。
カビが心配な方にはプラスチック製の発酵かごもあります。
こちらの商品はサイズが大きいので、小麦粉が300g以上の場合にちょうどいいと思います。
今回は発酵かごについてご紹介しました。
ボウルでも代用できますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!