パンは糖質が多いからと最近悪者扱いされることが多いですね。
でも、それは日本人のパンの食べ方に問題があるように思えます。
菓子パンや惣菜パンをたくさん買ってきて、それだけでお昼ご飯を済ませることってありませんか?
それでは確かに糖質だらけで血糖値も上がってしまいそう。
でも、本来パンはご飯と同じようにおかずがあってこそのもの。
ご飯におかずをのっける丼もののように、パンに野菜やハムを挟んでサンドイッチにすることもありますね。
今月のメニューのひとつ「リュスティック」も白いご飯のようにほかの料理と一緒に食べたいパンです。
リュスティックはハード系のパンで小麦粉と塩と酵母と水、それにほんの少しの砂糖だけで作るシンプルなパン。
ホシノ天然酵母でゆっくりと冷蔵発酵させた生地には気泡がいっぱいで、クラスト(外側)はバリッとしていますがクラム(中)はしっとりしています。
そんなシンプルで小麦がゆっくりと熟成された風味を存分に味えるリュスティックですが、今月は冬野菜の煮込みとレンズ豆のサラダとともにお召し上がりいただいております。
こうやって食べると、パンはほんの少ししかお腹に入らないかもしれませんが、それでいいのではないでしょうか?
美味しいパンをほんの少し、料理と一緒に味わう。
そうやってパンのある食卓を楽しんでいただけたらな、なんて思う今日この頃です。
そんなわけで、アトリエ・ド・ギャミーヌのパンは日常のパンを中心にレッスンしているので地味なパンが多いかもしれませんが、ぜひ地味なパンを作りにきていただければと思います(笑)
でも、来月は華やかですよ!!クリスマス用の発酵菓子「パネトーネ」ですからね\(^o^)/
今月、来月ともに1日ずつ空席がありますので、お申し込みがまだの方はぜひご連絡くださいね。
「リュスティック&ポテトフランス」のレッスンは11月30日(金)、
「パネトーネ&フーガス」のレッスンは12月20日(木)です。