当教室では、「ホシノ天然酵母」を使ったパン作りをお伝えしています。
「『ホシノ天然酵母』に興味はあるけど、よくわからないなぁ」という方向けに、
今日は、ホシノ天然酵母の特徴や作り方をご紹介したいと思います!
ホシノ天然酵母とは?特徴など
「ホシノ天然酵母」とはお米由来の酵母と麹菌を国産米・国産小麦と水で培養した
酵母で、顆粒状のパン種の状態で購入できます。
使うときはこれを水にといて30度で24時間発酵させて生種(なまだね)を起こしてから使用します。
できあがった生種はとろっとした液体で、麹菌やお米が主原料のため、日本酒のような香りがします。
ぺロッと舐めてみると少しピリッと酸味があります。
ところで、「生種を起こす」なんていうと、ちょっと、いや、かなり面倒なように思いませんか?
でも、起こし方はとっても簡単!(このページの下に作り方の動画もあります)
さらに、1ヶ月は冷蔵庫で保存ができますので、一度作れば何度もパンを焼くことができます。
ホシノ天然酵母は発酵に時間がかかります
ホシノ天然酵母はパン生地を発酵させるのに長い時間がかかります。
というのも、ホシノ天然酵母の生種の中に含まれる酵母の数は、インスタントドライイーストに比べると非常に少ないため、一次発酵に最低でも6時間ぐらいは必要になってきます。
もちろん、インスタントドライイーストを少しだけしか入れなかった場合も長時間発酵が必要となりますので、一概には発酵時間に差があるとは言い難いですけど、、、
ホシノ天然酵母のパンはもっちり甘い!
ホシノ天然酵母で作ったパンの特長はなんといっても
麹からくるほんのり甘い香りと風味。
そしてもっちりとした食感。
これらはインスタントドライイーストにはない特長であり、ホシノ天然酵母ならではのおいしさです。
また、ホシノ天然酵母は国産小麦粉とも相性が非常に良く、国産小麦粉の持つ甘味やもちもちの食感を十分に引き出してくれます。
半日~1日かけてゆっくりじっくり発酵させれば、加える砂糖や塩の量はほんの少しで、どなたでもおいしいパンを作ることができます。
ホシノ天然酵母生種の起こし方
続いて、ホシノ天然酵母の生種の起こし方を詳しく見ていきましょう。
<生種の起こし方>
1.顆粒の酵母種の倍量の水(30度)を容器に入れ、その中に酵母種を入れてよく混ぜます。
おから状になるまで混ぜます。
2.25~30度のところに置き、6時間ぐらい経つとぶくぶくと泡が出てきます。
3.約24時間で泡がおさまり、発酵前の高さに戻ればできあがりです。
一晩寝かせてから使用します。
※発酵前の高さに印をつけておくと完了が分かりやすいです。
※寒い季節は完成までに24時間以上かかります。
作り方の動画もご用意しました(↓)
どうですか?すっごく簡単ですよね!
生種を起こして、さらに一次発酵にも6時間以上かかって、、、というとなんだか面倒になってしまいそうですが、
実はあまり手を加えず放っておくだけで、ホシノ天然酵母と時間が美味しいパンを作ってくれるんです。
ぜひ、このおいしさと手軽さを体験しに、教室にお越しくださいね。
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