今年も残すところあとわずかですね。
今年は私にとってチャレンジの年となりました。
チャレンジの中身とは、ホシノ天然酵母のコースレッスンを作ること。
数か月かけて真剣にレッスン内容について考案しました。
「かたい」
「難しい」
と思われがちな天然酵母パンのおいしさを、できるだけ多くの方に知っていただきたい。
そして、基礎的な製パン理論を学んでいただくことで、
ネットにあふれるパン作りに関するウワサに振り回されることなく、
自分らしいパン作りを楽しんでいただきたい、という思いをコースレッスンで形にすることができました。
どれだけの方に受け入れられるのか、最初は不安がありましたが、
おかげさまでほぼ満席でスタートすることができたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
ご参加のみなさま、どうもありがとうございました!!
12月のコースレッスンではナッツとドライフルーツの処理をテーマに
「くるみの田舎パン」と「フルーツクグロフ」をつくりました。
ふたつとも分割しないで作るので、作るパンの個数としては合計2個だけなのですが、
仕込みについてお伝えしたいことが山ほどあり、少し忙しいレッスンになりましたね。
毎回のランチは、レッスンで作ったパンをおいしく召し上がっていただけるようにメニューを考えています。
パンばかりをむしゃむしゃと食べるのではなく、パンのあるお食事全体を楽しんでいただきたい。
今月は焼いたくるみの田舎パンをサンドイッチにしましたね。
コンビーフとじゃがいものパテと野菜がたっぷり。
「くるみと野菜で究極のヘルシーサンドですね!罪悪感なく食べれます!」
と喜んでいただきました。
スープは白い冬野菜と鶏肉のクリームスープ。
スープの素などは一切使いませんが、野菜と鶏肉からいい味が出ます。
フルーツがたっぷりのクグロフを楽しみにしてくださっていたある生徒さんが、
紅茶をふるまってくださいました。
紅茶について学んでいらっしゃるので、パックティーの入れ方も本格的です。
こんなにおいしいダージリンティーはなかなかいただくことがなく、
また、すごく丁寧に淹れてくださったので、ほっこりと幸せなデザートタイムとなりました。
今年の前半までは単発レッスンもやっていたので、そちらを楽しみにしていただいていた方にはレッスン数が減ってしまい大変申し訳なかったのですが、
また折りを見て単発も開催できればと思います。
来年は4月から新しいメニューのクラスもスタートしたいと思っておりますし、
3月からも基礎コースのレッスンを増設します。
2020年は今年の経験をもとに、さらに飛躍できるように、そして「バランス」も大切にしながらさまざまなことにチャレンジしていきたいと思っております。
みなさまも素敵な年をお迎えくださいね。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。