4月の最後のレッスンから5月最初のレッスンまでしばらくお教室がお休みなので、最近いろんなパンを焼いています。
<レーズンと全粒粉のパン>
デニッシュはふわっとやわらかなパン。
ドライフルーツの入ったパンは外側はサクッと、中はふんわりしたセミハードのパンです。
2つともインスタントドライーストでパンを作りました。
両方とも、こね始めてから3~4時間ぐらいで焼きあがります。
思い立ったときに作れるのがインスタントドライイーストのいいところですよね!
私の教室では1度のレッスンでインスタントドライイーストとホシノ天然酵母のパンをそれぞれ1種類、合計2種類のパンを作ります。
パン作りが初めての方にとっては、もしかしたら一度に2つの違う生地、それもイーストと天然酵母のパンを作ることで少し混乱してしまうかもしれません(^_^;)
でも、イーストと天然酵母、どちらも基本は変わらないんですよ。
バゲットのようなパンを除けば、
生地がよく伸びるようになるまでこねて、
一次発酵は生地が2.5倍まで膨らんだら完了。
ほんと、これができれば8割はうまくいったと思っていいと思います^^
もちろん成形も仕上げ発酵も、そして最後の焼成も大事ですが、
まずは「こね」と「一次発酵」を見極められるようにすることが美味しいパンを作る第1歩。
少しぐらい形がいびつでも、色付きが悪くても、
パンを食べてくれる人を想いながら
生地をこねて、慌てずゆっくり、2.5倍に膨らむまで発酵させれば、よほどのことがない限りおいしく焼きあがります。
あえてもう一つ言うなら、仕上げ発酵も慌てずゆっくり待つことが大事、かな。
「手作りパンはすぐに硬くなる」
そんな声をたまに耳にしますが、インスタントドライイーストでも天然酵母でも、大抵はこね不足、一次発酵不足が原因のようです。
だから「こね」と「一次発酵」の基本さえ抑えれば、パン作りがはじめてでも、天然酵母のパン作りが特別難しいということはないと思いますよ!
私の教室では「こねあがり」と「発酵完了」の見極めに重点をおいたレッスンをしていますので、インスタントドライイーストとホシノ天然酵母の両方のパン作りにも興味がある方はぜひ「はじめてメニュー」のレッスンを受けてみてくださいね^^