ホシノ天然酵母パンのコースレッスン、2月のメニューは「ベーグル」です。
プレーンベーグル、チーズベーグル、抹茶ベーグル、チョコレートベーグル。
4種類も作るから、名付けて「ベーグル祭り」!
ベーグルは以前は単発レッスンでも登場しましたが、そのときはプレーンを1種類だけ作りました。
私はプレーンベーグルのレシピをすごく気に入っているので普段はプレーンベーグルばっかり作ります。(笑)
でも、私の教室のコンセプトは「カジュアル変換」です。
それなら!と思い切って4種類作ることにしました
チーズはプレーンベーグルにのせるだけでアレンジできますが、抹茶とチョコレートはプレーンベーグルの生地を作ってから最後に抹茶ペーストとココアペーストを練り込んで作ることにしました。
こうすることで、1度の仕込みで「プレーン」、「抹茶」、「チョコレート」の3種類の生地を作ることができるのです。
100gの小麦粉で2個のベーグルができますから、4種類のベーグルをそれぞれ2個作ろうと思ったら、400gの小麦粉でまずはプレーンベーグルの生地をこね、1/4の生地に抹茶ペースト、1/4の生地にココアペーストを入れれば3つの色の生地の完成です。
ベーグルはフィリングを巻き込むことでもアレンジを楽しめます。
抹茶ベーグルには大納言甘納豆を入れました。
これをあんこにしてもおいしいです。
ただし、入れすぎは禁物。飛び出してしまいますからね。
チョコレートベーグルは生地はココアで作りますが、フィリングにもチョコレートを。それとクランベリーも入れます。
クランベリーの代わりにオレンジピールもよく合います。
チョコレートベーグルは横にスライスしてクリームチーズやマスカルポーネチーズを挟んでもおいしいですね。
ランチはプレーンベーグルで鶏ハムサンドにします。
ところで、ベーグルといえばムチムチのかたいというイメージをお持ちの方が多いようですね。
レッスンでもそんな感じです。
でも、かたいのよりも、みなさんの話を聞いていると柔らかめの方がお好みなようなので、かたさをどのように調節するのかをご説明させていただきました。
ポイントとしては2つあります。
一つ目は水分量を変えてみること。
多いほうがやわらかくなります。
二つ目は発酵時間を変えること。
発酵時間というよりかは、一次発酵での膨倍率ですね。
私は2倍ぐらいまで発酵させますが、もっとふっくらさせたいならもっと大きくします。
仕上げ発酵の発酵具合も影響します。
ふっくらさせるには発酵時間を延ばしてみてください。
ベーグルはコースレッスンの中でも簡単なパンの方だと思います。
あまり成形をきれいにしようとか思わず、気楽にいろんなアレンジを加えながら作っていただきたいパンです。
ぜひ楽しんで作ってみてくださいね。